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History版 - 崖山の戦い前夜の幼帝と陸秀夫
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k*****r
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1
崖山の、間に合わせにも程がある行宮では、誰も帝に構ってなどくれなかった。
異母兄、端宗と諡された昰を喪ってからは、いよいよ孤独も深まった。
時折、祖父の兪如珪等が会いに来てはくれるものの、彼等にも役目がある。丞相の
陸秀夫や礼部侍郎の鄧光薦の講義が終わると、日がな飼っている鳥と戯れるだけだっ
た。唯一の友と言っても良いかもしれない。
白い、尾長で細身の鳥である。福州にて献上され、兄と共に可愛がったがその兄も
もう居ない。护槌訾筏皮馓婴菠骸⒓绀渲赶趣肆簸蓼盲戚Xやかに啼いた。
その日も、いつもと同じ様に、粗末な行宮の欄干に凭れ、小鳥を肩に留まらせて撫
でていた。
「名は、何とされたのですか」
声がして、面を上げる。八歳の自分と、同じ高さに目が合った。陸秀夫が、土の上
に寸毫も躊躇わず跪いていた。
「鳥の事ですか?」
腹違いの兄の母に当たる楊太后は、今や帝たる彼の育ての母だった。彼女の群臣に
対する態度から、彼は多くを学んでいた。誰に対しても慇懃であり、敬語を崩さない
。元来帝位に就ける身分で無かった身の上も影響して、名ばかりの即位の後も敬語が
取れなかった。咎め立てする者も居なかったし、第一年上の、己よりも見識も教養も
勝った者に、易々と口を利くのは気が引けた。故に、陸秀夫にもその儘敬語で訊いて
しまう。
「ええ」
帝は返答に困って、とりあえず鳥を护丐确丹筏俊C扭堡瑜Φ趣瓤激à皮饩婴胜
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かった――そもそも名づける事に、考え至らなかった。
「丞相でしたら、何と名付けますか」
は、と当惑した様な相槌が返って来た。鳥护蚪鹁撙藪欷堡毪取⒈摔涎矍挨斯颏い颇
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困らせる気は無かったのだ。現に己自身が、何と
答えれば良いやら困惑している。
「私にもよく解らないのですけれど、今丞相に名を問われる迄、名付けるという事を
思い付きませなんだ」
何故だろうか、と彼は自問する。兄の死、忠臣の死、兵士の死。過去にちらつく死
の影が、物言わぬ友に名付ける事を阻んでいる気がした。名付けて、信じて、愛着が
湧いてしまうのが怖かった。
過去にも、未来にも纏わりつく死の影に恐ろしくなって、蒼穹を一望する。次いで
眼前に広がる海原を見る。靑に囲まれ只ぽつねんと、己や己の為に死を待つ者達は、
寄り辺無く所在莫く身を寄せ合っている。
「宋」という「何か」が「何」で在るのかはいっかな解せぬが、間違い無く今やそ
れは、人の死を徒に早めるだけのものに成り下がっていると感じた。
――それが、天命を失うという事なのだろうか。
己の所為で、己の生の所為で人が死ぬ。殺している様なものだと、彼は思った。
長い逃亡の内に、生きていたくないと徐に思う様になった。己一人がこの世への未
練を断ち切れぬ所為で、何千何万という数の命が灰燼に帰したと思うと、恐ろしかっ
た。只々、怖かった。これからも大宋の祭祀を継ぐという一縷の望みを己の命が繋ぐ
限り、際限なく人を殺してゆく事になるのかと思うと怖かった。
丞相、と幼帝は陸秀夫に駆け寄って、袍を掴む。
「名を付けたら、別離が辛うなる」
消え入りそうな声で、やっとそれだけを言った。陸秀夫の驚愕と動揺の気配を感じ
て、言葉を続けた。
「丞相の、忌憚の無い意が聴きたいのです。大宋の命脈は、後どれ程残されて居りま
すか」
僅か八歳の黄口児と雖も、南宋軍が、否反乱軍が、もう幾らも保たない事位はわか
る。群臣という名の大人達の顔に焦りの色が見えていたし、南へ南へと落ち延びてい
くその状況が、海上への滅亡を嫌が応にも連想させた。
陸秀夫は酷く狼狽していた。この、冷静沈着な男も狼狽える事があるのか、と幼心
に意外に思った。陸秀夫は頭を垂れ暫し黙考すると、再度主の双眸を見据えた。
「――…畏れながら、皇上に申し上げます。臣の鑑みる処、長くとも半年後迄には蒙
古軍がこちらへ参りましょう。幾ら水上の戦が宋の得手とは云えど、劣勢は火を見る
よりも明らかに御座います。勝ち目は御座いませぬ」
長くとも、半年。現実味のある重い台詞が、妙な得心を去来させた。
护沃肖恰⑿▲Bが軽やかに啼いた。それは宙に霧散し、絶望への現実感を更に鮮明
にさせる。
陸秀夫を更に困惑させると解っては居たが、余りの現実感に堪えかねてつい、零す
。苦手としていた、君主の口調で。「朕が、朕が死ねば。死んで皆が蒙古に降れば、
何人の命が助かるのだ。宋の正朔を辞める事で、どれ程の家の祭祀が続くのだ」
その言葉を呼び水に、抑え込んでいた恐怖と涙が一緒くたになって溢れ出る。苦悶
を刷いた面差しの陸秀夫に、そのまま抱きついた。
「大宋の、趙の家の存続の為に、一体どれ程の命が消え、これから幾ばかりの命が消
えるのだ!」
小さな体躯を抱き留めつつも、陸秀夫の脳裏は焼ききれた様に真っ白になる。肩に
回された細い腕の感覚と温みを頼りに、その儘主をゆっくりと抱き上げる。泣きじゃ
くる幼子を如何やって慰めてやれば良いか分からず、小さな背なを遠慮がちに撫で、
ぽつりぽつりと言葉を口にする。
「皇上は、死が恐ろしゅう御座いますか」
肩口に埋められた顔が、僅かにたじろぐ。肯いと受け取って、陸秀夫は続ける。
「それは、誰の死に御座いましょうや」
幼帝は嗚咽混じりに陸秀夫を見上げる。涙を溜めた瞳を見返す男の目は、高く澄ん
で凪いで居た。迷いながらも彼は、言葉を返す。
「朕を――私を生かさんとして、誰かが次々と死んで逝く。その死の事です」
陸秀夫は、幼い主が思っていた程、内心冷静では無かった。如何宥め、説得すれば良
いのか。如何すれば納得し、理解して頂けるのか。幼子に己の矛盾を言い当てられた
気がしたのだった。
――平和な御世に在れば、さぞ聡明な君主に御成りあそばしたであろうに
愛情故の贔屓目である事は自覚しているが、それでもこの命を愛惜して已まない。
稚いこの命を、愛(お)しみ惜しんで已まなかった。
「御身の死は、如何でしょうか」
己の死。帝は問われて只、その途方も無さに思いを馳せる。純粋な恐怖であるそれ
が、目前に迫りつつある事を、ひしひしと感じた。
「――恐ろしいです。けれど、私の所為で人が死ぬ事の方が、もっと恐ろしい。ねぇ
、君実殿」
丞相、と呼ぶのは好きでは無かった。陸秀夫ではなく、陸秀夫の座る席を呼んで居
る様な気がしたのだ。今彼が求めていたのは形式ではなく、逃亡の最中彼を背負い、
儒学を講義し、時たま遊び相手となってくれた陸秀夫本人だった。それが分かってい
たから無碍にも出来ず、甘える様に縋ってくる幼子をきつく抱き締める。こうして君
臣の垣根すら危うくなっている事こそ、亡国の暗示でもあるのかもしれない。けれど
その心が、臣の字を呼ばうその姿が、切なく、嬉しかった。
「――臣が、間違って居るのやもしれませぬ。蒙古は、降伏した者は喩え宗家の者で
あれ丁重に遇すると聞き及んで居ります。我らが抵抗などせず、臨安府陥落の際に助
命嘆願を乞えば、今頃皇上は、権こそ捨てる事になっては居りましょうが、安寧の中
に在ったやもしれませぬ。その様な未来を独断で切り捨て、逃亡を強要し、何れ入水
なり服毒なりを迫る事になるのは我等――否、この陸秀夫に御座います。皇上の存命
を阻み、都合が悪しくなりせば殺し、大宋の名の下に命を切り捨てるのは、他でもな
い、臣に御座います」
幼い命を、多くの兵や臣下の命を、大義名分の為等と考えずに救えば良かったので
は無いのか。文天祥の様に、国家や君主、つまるところの宗家の祭祀と玉座という「
理念」を信じ切る事の出来ない陸秀夫には、どうしても腕(かいな)に抱く小さな命
一つ、守ってやれないことが情けなく、歯痒い。玉座というものは坐(いま)す者が
居て始めて機能するのだと、言い訳の様に己を偽って来たが、要は陸秀夫は国家の為
でも誇りの為でも無く、只この幼子が愛おしかったからこそ崖山くんだり迄来ていた
のだった。
酷い矛盾。国が大事なればこの命を己諸共水中に没さねば為らず、命が大切なれば
国を裏切り蒙古に降らねばならない。宋の再興の望み等どちらにしろ、無い。
「臣は不忠者、売国奴に御座います。皇上の御身を案ずればこそ、もっと他に為す可
き事があった筈。儒を教え清談を論ず前に、もっと」
陸秀夫の頤から、温かい雫が一筋伝った。血潮とも海潮とも思えたそれを、帝は反
射的に、手を伸ばして拭った。この男も泣くのだと、驚きを禁じえなかった。
「皇上に何ら罪咎は御座いませぬ。糾弾されるべきは臣の不断と身勝手に御座います
れば、如何様にも御処断下さいませ」
嗚呼死ぬのだ、と幼い心は実感する。己も、己に尽くし従うこの男も。
宋が死に滅ぶ、天の呙à丹坤幔─悉饯欷驂浃à胜ぁbr />
「――君実殿、矢張り鳥に
、名は付けませぬ」
ややあって、彼はやっとそれだけを言った。呼応するかの様に、白い鳥はまた一つ
、囀る。
「私も君実殿も、最早死を避けられぬ、その様に選び取ったのです。なれば、せめて
離別の辛う無い様にしたいのです」
不思議と、投降し生き残る事に希望は見出せなかった。この男に永の暇乞いをされ
る事は、死よりも耐え難い、それは恐れではなくはっきりとした苦痛だった。喩え己
が生き残った処できっと一人、この男は忠義と義憤に挟まれて死んでしまう。縦しん
ば生きたとしても、ニ度と会う事は出来ないだろう。蒙古の、元の臣として、己に背
を向けて生きなくてはならないだろう。元主に陸秀夫を取られたく無いと、八歳の己
からしても酷く子供じみた事を思った。
「それが貴殿の身勝手なれば、私の死に、どうか最期までお付き合い下さい」
鳥の様に穹の蒼へと還れぬのならば、只水底の靑に没するのみ。
流した二人の涙が辛いのは何の因果かと、どちらとも無く思って泣いた。
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